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投稿の書き方編 6/7

本文構造の指南書

冒頭の1行(FILE 09)で指は止められる。でも読ませ始めたあと、どの順番で何を言うかで説得力は決まる。
教育6型+販売5型——11の骨格をこの1冊に置いていく。

FILE 14 読了目安 12分
本文の型=「この順番で話せば伝わる」の借り物
借りるのは骨格だけ。言葉は自分の口調のまま。
型って聞くと「テンプレ臭くならない?」って思うよね。臭くなるのは言葉まで借りたときだけだよ。骨組みは借り物・肉は生身——この指南書はずっとこの前提で進めるね。
WHY ─ なぜ本文に型が要るか

冒頭で止めた指が、3行目で離れていく

よくある症状
書き出しは良いのに、途中で何が言いたいのか自分でも分からなくなる
同じことを2回言って字数が溶ける
締めが毎回「頑張ろう」になる

根本原因は語彙力じゃない。話す順番を毎回その場で発明してること

くわしく
順番が決まっていないから、書きながら迷子になる。FILE 09で冒頭、FILE 10で字数と外形をやった。この指南書はその間——本文の「順番」を埋める。
型を借りると3つ変わる
迷わない——順番が決まってるから書く速度が上がる
崩れない——途中で脱線しても骨格に戻れる
検証できる——型ごとに反応を比べて、効く型を残せる
ただし大前提が1つ
借りるのは骨格だけ。言葉は自分の口調のまま書く。言葉まで借りた瞬間、量産型になる。
全体マップ

持ち歩くのは11型——教育6+販売5

普段の発信 = 教育6型

「役に立つ人」の信頼を積む

切り替えは売る前だけ
売る前の期間 = 販売5型

買う・買わないの判断材料を渡す

教育6型——普段の発信で使う
骨格のひと言
① 原因分解悩みを2〜3の原因に割って本命を突き止める
② 3ステップ手順1〜3+「続ける基準」まで渡す
③ NG/OK比較やりがちな行動を理由つきで置き換える
④ 判断基準答えじゃなく「選ぶ軸」を渡す
⑤ チェック観点見るべき点3〜5個→今日やる1つに絞る
⑥ 優先順位先にやる1つと、後回しでいいものを切る
販売5型——売る前だけ使う
骨格のひと言
① 無料/有料の境界無料で全部見せて、残る壁の正体を言う
② 対象者の腑分け向いてる人・向いてない人を正直に切る
③ 役割で語る機能でなく「生活の何を肩代わりするか」
④ 自力/伴走の分岐独学で行ける条件と借りた方が早い条件
⑤ 不安の先回り誰もが引っかかる不安に事実で答える
両方に共通する掟

どの型でも、情報は出し切る

型は投稿ごとに変える。同じ型の連投は並びを単調にする
くわしく
世に出回る本文テンプレには出し惜しみ系が混ざっている。うちはそれを全部捨てて、この11型だけ使う。同じ型の連投がまずい理由は、プロフィールの並び(FILE 03)が単調になるから。型ごとに反応を比べれば、自分のジャンルで効く型の検証にもなる。
教育6型(1/3)─ 普段の発信で使う

①原因分解 ②3ステップ——説明の王道から

教育の型① 原因分解

悩みを2〜3個の原因に割って、本命を突き止める

困りごと 原因を2〜3に割る 本命はどれ? 最初の一手
使い所:「なんで上手くいかないの?」系の悩みに答えるとき
原因を割って見せた瞬間、読者は自分がどれに当たるかを探し始める
例文(僕の世界で書くと)
「投稿が伸びない」の原因、割るとだいたい3つになる。①1行目が弱い ②話が広すぎる ③誰向けか決まってない。僕の観測だと本命はほぼ③。まず読んでほしい1人の顔を決めて、その人だけに書くのが最初の一手だと思ってる。
教育の型② 3ステップ

手順1〜3で終わらせず、「続ける基準」まで渡す

現状の確認 手順1〜3 続ける基準
使い所:やり方を渡すとき
効くのは最後。どうなったら続行か・やめるかまで言うと親切さが一段上がる
例文
平日の朝に投稿を書く時間がない人へ。僕も先々月まで無理だった。①夜のうちにお題を1行メモ ②朝はAIに下書きを3案出させる ③一番マシな案を自分の言葉に直す。これで平均12分。直しが10分を切ってきたら、仕組みが回ってる合図だと思っていい。
型どおりに書くと硬くなる人は、先に骨格をメモ4行で置いて、そのメモに向かって喋る感じで書いてみて。順番はもう決まってるから、あとは声を乗せるだけだよ。
教育6型(2/3)

③NG/OK比較 ④判断基準——止める・選ばせる

教育の型③ NG/OK比較

やりがちな行動を、理由つきで置き換える

やりがちな行動 なぜ裏目るか 代わりにやること 例外
使い所:読者が良かれと思ってやってる行動を止めたいとき
理由抜きの禁止は反発される。「なぜ裏目るか」を挟むのが肝
例外まで書くと誠実さが出る
例文
節約をランチ代から始めるのはやめた方がいい。我慢型は3週間で反動が来て、コンビニで取り返しちゃう。先に触るのは固定費で、僕はサブスクを3つ切って月4,200円浮いた。例外は今月本気でピンチな人。その場合だけ食費が最速だよ。
教育の型④ 判断基準

答えじゃなく、「選ぶ軸」を渡す

迷う場面 判断の軸 選び方 見直すタイミング
使い所:「AとBどっち?」が定番の話題
自分で選べた感覚は、答えをもらうより記憶に残る
例文
AIツールの無料版と有料版で迷ったら、軸は料金じゃなく使用時間で見るといい。月10時間を超えるなら時給換算で有料の勝ち。超えないなら無料で困らない。月末に使用時間を確認して、2ヶ月続けて下回ったら解約でいいと思ってる。

⚠️ ③と④は似て見えるが、役割が違う

行動を置き換える型——今すぐやめてほしいことがあるとき
選択を委ねる型——読者が決めきれず止まってるとき
教育6型(3/3)

⑤チェック観点 ⑥優先順位——地図を渡して1つに絞る

教育の型⑤ チェック観点

見るべき点3〜5個を出して、「今日やる1つ」に絞る

見るべき点3〜5個 優先順位 今日やる1つ
使い所:「何を見ればいいか分からない」読者に地図を渡すとき
全部やらせない。1つまで絞って渡すのがこの型の優しさ
例文
投稿を出す前に僕が見てるのは4つ。①1行目だけで意味が通るか ②数字が1個入ってるか ③誰向けか3秒で分かるか ④声に出してつっかえないか。効き目が大きいのは圧倒的に①。今日は直近5投稿の1行目だけ読み返してみて。
教育の型⑥ 優先順位

先にやる1つと、後回しでいいものを切る

全部やろうとする罠 先にやる1つ 後回しでいいもの
使い所:始めたばかりの読者が準備で止まってるとき
「やらなくていい」を言えるのは経験者だけ。それ自体が価値になる
例文
副業を始めるとき、肩書き・アイコン・ツール選びから入りたくなるけど、先にやるのは投稿を1本出すことだと思う。僕は準備に3週間かけて0本だった側の人間だから言える。名刺もロゴも、読んでくれる人ができてからで間に合う。
教育の型ぜんぶに効く注意をひとつ。型どおりでも「上から講義」になったら負けだよ。「僕もそうだった」って読者の横に立って話すのを忘れないでね。声の作り方はFILE 11でやったとおり。
販売5型(1/3)─ 売る前だけ使う

販売の型は売り込みの型じゃない

共通思想は1つ——売り込まず、価値で信頼を作る。読者が自分で判断できる材料を渡す型たち。

販売5型に共通する3ルール
情報は出し切る——無料の中身を薄めて興味だけ引く書き方はしない
「続きは」「詳しくは」で切らない——切った瞬間、価値提供が営業に変わる
買ってくれのお願いを付けない——判断材料を置くまでが仕事。動くかは読者に委ねる
販売の型① 無料/有料の境界

無料で全部見せて、それでも残る壁の正体を言う

無料でここまでできる
(全部見せる)
それでも残る壁 壁の正体
売る前に一番効く型だと思っている
壁の正体を言語化できた分だけ、読者は自分の現在地を判断できる
例文
投稿の書き方は無料で全部出してきたつもりでいる。型も字数もNGワードも隠してない。それでも残る壁が1つあって、「自分の投稿のどこが悪いか、自分では見えない」こと。壁の正体は知識不足じゃなく客観の不足。だから無料の知識だけで越えられる人と、越えられない人に分かれる。

効く理由:無料を出し切った実績が、先にあるから

「残る壁」の指摘が営業トークに聞こえない
つまり出し切った人にしか使えない型でもある
販売5型(2/3)

②対象者の腑分け ③役割で語る——全員に売らない

販売の型② 対象者の腑分け

向いてる人・向いてない人を、正直に切る

向いてる人 向いてない人 見分け方
肝は「向いてない人」を正直に言うこと
全員に売らない姿勢そのものが信頼に変わる
読者は自分がどちら側か、勝手に照合してくれる
例文
Threads×AIの副業が向いてるのは、毎日30分は机に座れる会社員。向いてないのは、1ヶ月で結果が出ないと折れちゃう人。見分け方はシンプルで、ネタ帳を3週間続けられたかどうか。ちなみに僕は3日で挫折して、仕組みの側で解決したタイプだけどw
販売の型③ 役割で語る

機能じゃなく、「生活の何を肩代わりするか」を具体シーンで語る

機能の説明 生活のシーンに翻訳 自分事に変わる
スペックの列挙は他人事として読まれる
生活のどの場面が楽になるかに翻訳した瞬間、自分事に変わる
例文
僕にとってAIは「文章を書く道具」というより、日曜21時の「明日からのネタどうしよう」を肩代わりしてくれる存在に近い。あの憂鬱が消えてから、日曜の夜にゆっくり風呂へ入れるようになった。機能の話より、この1シーンの方が伝わると思ってる。
「向いてない人」を書くのは勇気がいるよね。でも全員に向けた言葉は誰にも刺さらないから、切る誠実さが残った人の信頼になるよ。盛って広げるより、削って深くね。
販売5型(3/3)

④自力/伴走の分岐 ⑤不安の先回り——診断として届ける

販売の型④ 自力/伴走の分岐

独学で行ける条件と、人の手を借りた方が早い条件を切り分ける

自力で行ける条件 借りた方が早い条件 見極め方
使い所:「独学で行けますか?」に答えるとき
条件で切り分けるから、売り込みじゃなく診断として受け取られる
例文
独学で行けるのは、自分の投稿を自分で直す基準を持ってる人。2ヶ月同じ失敗を繰り返してるなら、人に見てもらう方が早いと思う。見極め方は、過去の投稿を10本並べて、直す点を自分で3つ言えるかどうか。言えるなら独学で足りてる。
販売の型⑤ 不安の先回り

聞かれる前に不安を言語化して、盛らずに事実で答える

誰もが引っかかる不安 事実ベースの答え 判断材料
始める直前の読者は、期待より不安が勝ってる
安心の押し売りはしない。事実で答えるのがコツ
例文
「AIで書いたらバレて冷められない?」って不安、めちゃくちゃ聞く。実際は道具で嫌われた例を僕は見たことがなくて、冷められるのは中身が空のとき。判断材料は1つで、その投稿からAIを引いても実体験が残るかどうか。残るなら道具は関係ない。
販売の型は売る前の期間だけ混ぜるのがコツだよ。普段から毎日売り顔だと、教育の型で積んだ信頼が目減りしちゃう。普段は教育、売る前だけ販売——この切り替えを守ってね。
SUMMARY

この指南書の背骨

型=話す順番の借り物。借りるのは骨格だけ、言葉は自分の口調
普段は教育6型で「役に立つ人」の信頼を積む
売る前だけ販売5型で判断材料を渡す
どの型でも情報は出し切る。「続きは」で切らない
型は投稿ごとに変える。反応を比べて勝ち型を残す
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11の型を持ったら、次は弾切れを永久に防ぐ工程へ。

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